安倍晋三元首相が7月8日に銃撃され死亡しました。
犯人の山上徹也は「特定の宗教団体に恨みがあり、関係のある安倍晋三元首相を狙った」と供述しています。
この宗教団体の名前は統一教会。今は名前を活動しています。
今回は以下の内容を解説します。
・安倍晋三と関係のある宗教団体「統一教会」や拠点について
・統一教会と安倍晋三元首相・自民党との関係について
安倍晋三と関係のある宗教団体は「統一教会」
安倍晋三と関係のある宗教団体は「統一教会」です。
統一教会は韓国発祥の宗教団体です。
1954年に文鮮明という人物が立ち上げました。
本部は韓国のソウルにあります。
名前を「世界平和統一家庭連合」に変更
この統一教会ですが、現在名前を「世界平和統一家庭連合」に変更して活動しています。
全世界的には1994年、日本では2015年に改称されています。
改称理由は「社会における家族の重要性」を統一教会が重視したことです。
ミッションに「私たちは、 天の父母様の下の人類一家族という理念に基づき、 真の愛を中心とした為に生きる生活と真の家庭運動の推進を通して、自由・平和・統一・幸福の神統一世界を実現します。」を掲げ、全国で勢力的に活動しています。
そのため統一教会の拠点は全国にたくさん設置されることになります。
統一教会の拠点はどこ?
統一教会の拠点は全国に284ヶ所あります。
その中のトップである本部は渋谷にあります。
▼本部の住所
〒150-0046
東京都渋谷区松濤1-1-2
03-3467-3181
統一教会と安倍晋三元首相・自民党との関係について
統一教会と安倍晋三元首相・自民党の関係は切っても切れません。

安倍晋三元首相が統一教会のイベントに祝電を送っている様子です。
自民党政権にとって重要顧客である統一教会。
節目節目で安倍晋三元首相含め自民党関係者からアクションを起こしています。

統一教会の発行する雑誌には何度も安倍晋三元首相の姿が。
統一教会の思想を実現するためには自民党の政策が欠かせないことを意味しています。
統一教会による全面的なバックアップが今の強固な自民党政権を作り上げています。
実際、2022年7月の参議院選挙では自民党の圧勝で終わっています。
これを機にさらに統一教会は勢力を広げていきます。

統一教会は安倍晋三元首相の時代から始まってのでしょうか?
そうではありません。
統一教会と自民党の関係の歴史は40年ほど前に遡ります。
この写真で握手している男性二人。
左側は統一教会の祖、文鮮明です。
右側は岸信介元首相。
自民党総裁も歴任した根っからの自民党幹部です。
岸信介は安倍晋三の祖父にあたるため、三世代を通じて統一教会と自民党は関係を続いていたことになります。
自民党の関係性の深かった統一教会。
今後の活動に注目しましょう。
