2022年7月28日の保育園の定員割れが起きていると言うニュース。
今回は保育施設定員割れの理由3選を紹介します。
コロナが原因の一つでもあり、経営がどうなるか心配されています。
①待機児童問題を受けた保育園数の増加
②出生数の減少
③コロナ禍の影響による利用控え
待機児童問題を受けた保育園数の増加
保育施設の定員割れの理由の一つ目は保育施設が増加したことです。
シンプルな理由ですね。
これは2016年に「保育園落ちた日本死ね」と題した匿名のブログを発端に、
待機児童が社会問題となったことから安倍政権が解消に向け取り組んでいました。
「保育園落ちた日本死ね」のブログの一部を抜粋します。
何なんだよ日本。
https://anond.hatelabo.jp/20160215171759
一億総活躍社会じゃねーのかよ。
昨日見事に保育園落ちたわ。
どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。
子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?
何が少子化だよクソ。
当時、安倍晋三率いる自民党は「誰が書いたんだ」とまともに取り合おうとしませんでしたが、
野党の民主党に子育て世代から25,000人分の署名提出があると
一転して待機児童解消に取り組む姿勢を見せました。
匿名のブログにもかかわらず日本政府を動かしたのは異例です。
出生数の減少

日本で生まれる赤ちゃんの人数は着実に減っています。
2000年に約119万人であった出生数は、2020年に約84万人まで減少している。約20年間で35万人減、年間平均で約1.7万人の減少であったことが分かる。
https://cigs.canon/article/20220617_6835.html
さらに30年後の2052年には50万人を切るとの数字もあります。
減少が加速する出生数、赤ちゃんの絶対数が減れば待機児童数も減るため、
保育園定員割れの理由の一つになっています。
コロナ禍の影響による利用控え
最後はコロナによる利用控えです。
保育園では大勢の児童が集まるため、コロナクラスターの危険性が高まります。
まだ幼い我が子をコロナから守るため、利用をしない家庭が増えています。
さらにコロナにより在宅ワークができる環境が進んでいます
このことにより、保育園にあずけなくても子育てができるようになってきました。
以上の理由により、保育園の定員割れが起こっています。